医療法人 和の会 与那原中央病院

 098-945-8101(代表)

オペ室未経験でも挑戦できる。

初心を忘れず、一生懸命やるべきことをやる。

明山 彩加

 手術室看護師 2019年入職


病棟勤務のとき、手術前の患者様にうまく説明ができなくて・・

 看護師だった私の母は、忙しいながらも兄妹3人を育ててくれました。そんな母の姿を見てきたので、看護師になることに迷いはありませんでした。北部の看護学校に進み、名護にある病院の循環器病棟で5年勤務しましたが、ここでは病棟経験のみだったので、患者様に手術前後の説明をする際、自分の理解不足がゆえにうまく伝えられず歯がゆさを感じることがありました。このことをきっかけに、実際に手術室を経験すれば、もっと十分な説明やケアができるのでは、と考えるようになりました。その後、南部へ転居することが決まった際に、オペ室に挑戦できる病院を探したところ、未経験でも受け入れてくれたのが当院でした。オペ室での経験は、病棟の患者様にとっても必ずプラスになり、自分の成長にもつながる、という思いがありましたので、不安よりもチャレンジしたい気持ちのほうが強かったように思います。実際、当院では医師も看護師もしっかり指導してくれて相談しやすい風土があります。 


新たな学びの日々。オペ室でしか学べないこともある。

 入職後は外科から始まり、今は整形外科を担当しています。同じ術式でも医師によって手技が異なり、色々な見解を得ることができます。看護学校で手術室の基本については学んでいましたが、実際は入ってみないとわからないことばかりで、先輩看護師や医師から一から指導してもらい、今に至ります。骨折ひとつをみても、なぜ骨折したのか、レントゲンから何を読み取るのか、どのようなオペの仕方で骨を整えるのか、目の前の医師の手技を見て理解を深めていきます。前職では心臓だけでしたが、オペ室では立ち会う症例も幅広いので、奥が深く、非常にやりがいを感じています。
 私たち看護師の役割は、医師が目指す手術ができるように、術前準備から術後までサポートすることですが、手術に必要な様々な機材についても、医師の手技によって使い方が異なるので、これをチームで共有するために、マニュアル作りを進めています。常に完璧な状態でサポートできるよう工夫することも、患者様のためにできることの一つだと考えています。


一言で言えば、アットホーム。未経験でも受け入れてくれる風土がある。

 当院は規模が小さいので、職員同士でコミュニケーションがとりやすく、お互いの顔と名前を見て仕事ができるところが強みだと思います。他部署であっても新人の名前を覚えてくれるスピードが早くて、私も入職後すぐに打ち解けることができました。一言で言えばアットホームな職場で、人に対して親しみと関心を持つ人が多いという印象です。顔が見える関係だと仕事もしやすく、一人一人の患者様を多職種で連携して支えているという実感が持てます。私がそうであったように、未経験でもしっかり指導してくれる体制が整っていますので、もし興味があるけど迷っている・・という方がいれば、安心して挑戦してほしいと思います。

自分が患者様の立場だったら何をしてほしいか。病棟でもオペ室でも、看護の本質は変わらない。

 もともと前職でお世話になった医師の教えでもあるのですが、「初心を忘れず、常に一生懸命取り組むこと」この言葉を胸に、今日一日の目的や目標を明確にして取り組んできました。根底にあるのは、自分が患者様だったら何をしてほしいか。少しでも質の良い看護をするために、今自分は何をするべきか。そのことを考えるようになれば、日々の取り組みや目標がひとつひとつ明確になってくると思います。それは病棟でも手術室でも、本質は変わりません。
 いずれ機会があれば、訪問看護も経験してみたいと思っています。オペ室で痛みの原因がわかるようになると、退院後の経過に関しても理解が深まります。学んだことすべてを患者様の治療のために生かしていきたい。未経験でもオペ室に興味のある方はぜひ挑戦してください。私も一から指導してもらったので、大丈夫です!安心してご応募ください。


プロフィール

明山 彩加(めいやま あやか)

沖縄県北部出身。看護師だった母の姿を見て育ち、高校卒業後は同じ看護の道へ。北部の病院で病棟看護師として5年勤務した後、南部への転居を機に、手術室看護師として当院へ入職。


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