医療法人 和の会 与那原中央病院

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内科

呼吸器内科

診療内容

 呼吸器内科は、肺や気道(空気の通り道)の疾患を扱う診療科です。また、咳・痰や息切れなど、身近な症状を扱う科でもあります。

 なお、診療する疾患は幅広く、肺炎をはじめとする感染症、気管支喘息などのアレルギー疾患、喫煙による慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎、肺癌、睡眠時無呼吸症候群などがあります。

※睡眠時無呼吸症候群については、こちらでも紹介しております。


当院で可能な検査

・胸部ヘリカルCT

 胸部レントゲンでは発見しにくい数mm大の早期肺がんの発見が可能です。

・肺機能検査

 画像検査ではわからないような、吸ったり吐いたりする呼吸機能(肺年齢)がわかります。

・痰の細胞診検査

 CTでも見つかりにくい肺門部がんの発見に有効です。

循環器内科

診療内容

 循環器内科は、虚血性心疾患(急性心筋梗塞、狭心症)、心不全、不整脈、心臓弁膜症、下肢閉塞性動脈硬化症、肺塞栓症、心筋症、心筋炎、難治性高血圧などの疾患に対して、検査や治療を行います。

 また、急性大動脈解離や大動脈瘤、冠動脈バイパス術などの手術が必要な患者様につきましては、他院の心臓血管外科と連携を取り、治療にあたっています。


当院で可能な検査

・心電図

 心臓の電気活動を観察します。

・24時間ホルター心電図

 24時間携帯型の心電図をつけてもらう検査で、その間の不整脈や狭心症の有無をチェックします。

・携帯型心電計

 発生頻度の低い不整脈の患者様に対して、長期間(2週間程度)検査機器を貸し出して日常生活や発作時の心電図を記録して頂く検査です。

・心臓超音波検査 (経胸壁)

 心臓の動きを超音波を用いて直接観察する検査です。

・ABI検査

 手と足の血圧の比較や脈波の伝わり方を調べることで、動脈硬化の度合いや早期血管障害を調べる検査です。

糖尿病・内分泌内科

診療内容

 糖尿病・内分泌科は、脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、膵臓、副腎の異常が原因のホルモンの病気や、糖尿病、コレステロールや中性脂肪が増加する病気である脂質異常症などの病気の診断治療にあたっています。

 なお、糖尿病は血糖値が上昇することで様々な合併症を引き起こす全身の病で、当院では合併症予防のための血糖管理はもちろんのこと、CT・MRIなどの検査機器を用いて危険な合併症の早期発見・早期治療に努めます。

 また、診察日の待ち時間で保健師による糖尿病療養指導も行っており、糖尿病と上手に付き合っていく方法を、患者様と一緒に考えていきます。


当院で可能な検査

・専門的なホルモン検査・負荷試験を行います。下垂体・副甲状腺・副腎など専門的知識が必要な検査もすべて当院で施行できます。

・甲状腺エコー

 甲状腺の大きさや腫瘤(腫れ物やこぶ)の有無・周辺のリンパ節の腫れを調べます。

・糖尿病体験入院

 糖尿病についての知識と食事療法・運動療法についての指導を行います。

フットケア

 当院では、医師の指示があった方を対象に、フットケアを実施しています。気になる方は主治医へご相談下さい。


腎臓内科

診療内容

 腎臓内科では、健康診断での検尿異常、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、保存期慢性腎不全から血液透析・維持透析の管理を行っています。

 なお、健康診断で尿異常(尿たんぱくや尿潜血)を指摘された方や、腎臓機能の異常を指摘された方、慢性糸球体腎炎やネフローゼ症候群と診断された方は一度ご相談ください。

(ただし、腎生検に関しては、規模の大きな総合病院へ紹介しています)。


当院で可能な検査

・尿検査

 尿蛋白や尿潜血などの異常がわかります。

・腎動脈エコー

 腎臓の形態に加えて血流も評価することで、疾患の診断および予後予測、治療効果の予測ができます。

・米軍基地からの検診異常の精査等(救急を除く)にも対応していますので、ご相談ください。

消化器内科

診療内容

 消化器内科では主に上・下部消化管疾患や肝胆膵疾患の診療を行っており、必要に応じて当院の消化器外科や他医療機関との連携も行っています。

 また、一般診療や人間ドックで消化管内視鏡検査やレントゲン検査を行っており、沖縄県の胃がん・大腸がん検診協力医療機関として疾患の早期発見に努めています。


上部消化管疾患 逆流性食道炎、胃十二指腸潰瘍、胃癌、胃ポリープ
下部消化管疾患 大腸ポリープ、大腸癌、大腸憩室症、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群、腸閉塞
肝疾患 脂肪肝、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌
膵疾患 急性膵炎、慢性膵炎、膵癌
胆道系疾患 胆嚢結石、胆嚢炎、胆嚢癌、胆管癌

当院で可能な検査

・上部消化管内視鏡検査

 口や鼻から内視鏡を挿入して、食道、胃、十二指腸を観察します。

また、組織を一部採取する精密検査やポリープの切除、出血に対する止血術、異物除去、胃瘻造設術などの治療も行っています。

・下部消化管内視鏡検査

 肛門から内視鏡を挿入して、主に大腸を観察します。

また、組織を一部採取する精密検査やポリープの切除、出血に対する止血術なども行っています。

診療実績

 

※表内の数字は、実施件数となります。

  2017年 2018年 2019年 2020年
上部消化管内視鏡検査 2580 2552 2466 2283
内視鏡的粘膜切除術(胃) 6 2 1 0
下部消化管内視鏡検査 548 560 508 454
内視鏡的粘膜切除術(大腸) 100 103 127 161
内視鏡的胃瘻造設術(PEG) 17 11 19 23

 

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